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本やゲームの感想など

人は弱いもの:『The Road to Character』

ビル・ゲイツ氏の2015年のおすすめの本 の一冊。

昨今の行き過ぎた「あなたは特別です、自分を信じて自分のやりたいことをやろう!」という風潮に警鐘をならし、謙虚さ自制心、周りへの敬意の重要さを説く本です。

ちょうど年始で、「自分」に関する目標を「自分」でどうやって達成するかばかりを考えていたところだったので、「自分を信じる」と「自分を疑う」、「自分の欲望」と「周囲の期待」のバランスを再考する、という意味で読んでよかったです。

自分の弱さを自覚し、謙虚に周りに助けを求めながら、そしてできれば自分も誰かの助けになれるように、今年1年頑張りたいと思います。

The Road to Character

The Road to Character

英語の難易度:時折引用される古い文章にわかりにくいものがある以外は、自己啓発本らしくわかりやすいです。