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本やゲームの感想など

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アーティストじゃなくても読めた:『Unreal Engine 4 マテリアルデザイン入門』

インストールした後ちょっと遊んで放置していた Unreal Engine を再び触り始めました。で、再開に際して今までよくわかっていなかったマテリアルというものについて学んでみようとこの本を手にとったわけですが、非常に良かったです。 UnrealEngine4マテリア…

オーディオブック @ Audible で聴いたもの・オススメのもの・聴くつもりのもの

プライム会員は3ヶ月お試し無料に誘われて Audible.co.jp を試してみました。 『HARD THINGS』や『ジョナサン・アイブ』など、「無料なら聴いてみたい」と思った本が往々にして要約版だったこともあり、第一印象は「ラインナップ微妙かな…」でしたが、アル…

Kindle オーナーライブラリーで読んだ本・おすすめの本のまとめ

おすすめ度 + 一言コメントくらいの情報量で記載しています。詳細については Amazon の商品紹介ページを御覧ください。 特にオススメのものには見出しに ★ マークをつけています。 Kindle オーナーライブラリーで借りたい本が思いつかない時の参考などにどう…

キメラ動物と臓器工場の是非:『生命の未来を変えた男 山中伸弥・iPS細胞革命』

今回取り上げる本は『生命の未来を変えた男 山中伸弥・iPS細胞革命』です。 山中伸弥教授の伝記のように感じるタイトルではありますが、内容の主題はむしろ『iPS細胞革命』で、iPS細胞の研究を中心とした医療技術革新がもたらす未来の医療の可能性とそれに伴…

最多の細胞いえますか?:『人体 ミクロの大冒険 60兆の細胞が紡ぐ人生』

今回取り上げる本は、NHKスペシャル『人体 ミクロの大冒険』の書籍版、『人体 ミクロの大冒険 60兆の細胞が紡ぐ人生 (角川書店単行本)』です(最多の細胞の正解はこちら*1)。 内容紹介引用 一言感想 内容の一部紹介 妊娠中に母親が痩せていると子供は太り…

読書メモ:『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』

事実ベースの文章をスムーズに書けるようになるための優れた教本だと思いました。 「良い文章とは完読される文章である」と最初に定義してあることで、はっきりとした目的意識と納得感を持って説明を読み進めることができます。 書く前の準備や推敲、ブラッ…

読書メモ:『陽気なギャングは三つ数えろ』

陽気なギャングシリーズ9年ぶりの新作です。Amazon のランキングで見かけて、嬉しい驚きに惹かれて衝動買いしてしまいました。 敵役のクズ度が高いのに引っ張られて「陽気なギャング」にしては少し暗い気持ちになったりもしましたが、それでも最後にはなん…

読書メモ:『2001: A Space Odyssey (English Edition)』

『2001年宇宙の旅』ですね。まさかこれほどの有名作品の原著が Kindle オーナーライブラリにあるとは。 今まで、タイトルと HAL という AI(?) の存在くらいは知っていたものの、読んだことも映画を見たこともなかったので、無料で読める機会を利用して読んで…

読書メモ:『NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧』

人生に何を期待できるか、ではなく、(自分の)人生に何が期待されているかを考えよう という言葉に尽きるのかなと。 「人生とはこうあるべきだ」というように、一般的な概念としての人生に期待できるものを求めるのではなく、今自分に与えられた人生から何…

読書メモ:『The Man Who Mistook His Wife for a Hat』

日本語版は『妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ文庫NF)』 脳障害を持った患者のエピソード集。 脳の不思議さ・複雑さを思い知ることできます。結構昔の本なのですが、それぞれの症状の人間的な側面に光が当てられているので古さは感じませんでした。 原著で…