not yet

本やゲームの感想など

行動経済学

『誰もが嘘をついている』

誰もが嘘をついている?ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性?作者: セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/04/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る グーグル検索への入力を筆頭にした人々のオンライン…

何が、なぜ、好きなのか:『好き嫌い――行動科学最大の謎 』

好き嫌い――行動科学最大の謎 (早川書房)作者: トムヴァンダービルト出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/06/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る そして友よ、君たちは私に、趣味や嗜好をめぐる論争はできないというのだね?だが、およそ人生…

政府 × 行動経済学:『Inside the Nudge Unit: How small changes can make a big difference』

Inside the Nudge Unit: How small changes can make a big difference作者: David Halpern出版社/メーカー: Virgin Digital発売日: 2015/08/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ポイント 人に何か行動を促したい時は以下の EAST 原則を意識す…

行動経済学まんが:『ヘンテコミクス』

行動経済学まんが ヘンテコノミクス作者: 佐藤雅彦,菅俊一,高橋秀明出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2017/11/16メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ポイント 人間とは、かくもヘンテコな生きものなり。 感想 どこかで見たことがあるような…

余裕は贅沢ではなく必需品:『いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学』

時間や金銭に余裕がないという状況は、それ自体が認知能力を低下させて状況をより悪化させかねないということを様々な実験を通して明らかにし、余裕(=スラック)を持つことの大切さを解く本。 いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・…

お前の信じるお前を疑え:『Predictably Irrational: The Hidden Forces that Shape Our Decisions』

『予想どおりに不合理』の原著です。以前に訳書を読んだことはあったものの、Amazon のおすすめリストに現れたのをきっかけに、記憶のリフレッシュのために原書を読んでみました。Kindle 版で 550円(購入時)という安さも魅力的。 Predictably Irrational: …

人の選択は必ずしも合理的ではないよ、でもその非合理性にはパターンがあるよ、という話

「The Framing of Decisions and the Psychology of Choice」という論文を読んでみたので、それについての内容のまとめ兼紹介です。 『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』という本が数年前に有名になったので、タイトルの内…