ゲーム感想:『project OCTOPATH TRAVELER DEMO ver.』
期待の Nintendo Switch 向け新規IP RPG の体験版。
もともと期待していましたが、いい感じのドット絵と 3D の融合、戦略の幅が広そうな戦闘システム、キャラクター毎にとれる良い意味でゲームっぽい NPC とのインタラクションなど、体験版を触ってみて、間違いなく買うソフトに決まりました。
良い点
綺麗なドット絵
戦闘がほぼ完全にドット絵なのに驚きました。しかもクオリティが高い。特に敵のドット絵の迫力と不気味さが良いです。これを Unreal Engine でやっているのかーという驚きもあります。
工夫しがいのありそうな戦闘システム
Boost を使って手数を打って Break させるか、Break 中に Boost を使ってダメージを上乗せするか、敵の予備行動ありの強力な攻撃を潰せるように待機しておくかなど、パーティーメンバー・属性が増えると戦略性が増しそう。ダメージも物理と属性攻撃の得手不得手でかなりはっきりと差が出るようなので、パーティー編成も大事そうです。
(一方でレベル上げと装備充実で十分ゴリ押しもできそうでしたので、これはこれで安心しました)
NPC と戦ったり、NPC を誘惑したり
いかにもゲームっぽい感じが素晴らしい。クエスト的なものがすごい数できそうです。
豪華な声優陣
陣といってもまだ2人しか発表されてませんが、小西克幸さんと桑島法子さん、とくれば、他のキャラクターにも期待できるでしょう。フルボイスである必要はないと思っていますが、要所要所で良い演技が聴けたら嬉しいです。
製品版までに改善を期待する点
イベントスキップ
さすがにこれはできるようになると信じてますが、試行錯誤を要しそうな戦闘システムなので、戦闘前イベントはスキップできるようになっていて欲しいですね。
装備購入 → 即装備
多分なかった気がします。細かいですが。
戦闘突入時 / ターン切替時の速度アップ
微妙に突っかかっている気がしました。微妙に。慣れれば気にならない程度かも。
その他メモ
最終的にストーリー・キャラクターはどういう形で繋がるのか?
体験版では片方のストーリーをクリアした後、もう片方のキャラクターを仲間にできる、もう片方のストーリーが知りたければ New Game でそちらを選んでね、という形式でした。
本番でもこの形式の場合、キャラクター個別ルートでの戦績・取得アイテムを本筋のストーリーを進める用のマスターデータに引き継げないので、何か違う形が取られる可能性もありそうですが、一方で「誰をいつ仲間にするのも自由」という謳い文句もあるので本当にこのままというのもありえそうです。時間軸を戻せるようにしたところで、「A と B が仲間にいる状態で C を仲間にした」というルートと「A と C が仲間にいる状態で B を仲間にした」というルートは両立できないですし。
このままの形式 + 強くてニューゲーム的なものを実装して、ルート切り替える場合は最初から、が妥当?
残りの 6人の職業は?
スタート時のキャラクター選択でドット絵は出ていますね(ダミーの可能性もありそうですが)。
RPG であり得る職業と、本作品の NPC とのインタラクション機能を考えると僧侶、商人、盗人、歌手、魔法使い、王族あたりが候補?(そもそも本作品に魔法という概念や職業としての魔法使いはあるのだろうか?)
これからだんだんと情報が後悔されていくのが楽しみです。ドット絵がダミーで、獣人的なキャラクターや子どもがパーティーメンバーにならないかなー。