小説感想:『ダンガンロンパ霧切 5』
『密室十二宮』完結編(ようやく)。
トリックは相変わらず、理論上は確かにできるんだろうけど、的なタイプ。リブラ女学院のトリックはダンガンロンパ本編経験者なら種明かし前になんとなくの予想はついたのでは。
前巻までに仲間に引き入れた探偵たち扱いは…ちょっと残念な方向の一幕はあったものの、わからなくはない、ですかね。適度に退場して頂き、次は次、という感じでしょうか。この巻含めて霧切さんの活躍の場がほとんどなかったので、今後霧切さんメインで進めるには良かったのかもしれません。
例によって強烈なキャラクターとの対決を予想させる感じの引きなので、次巻も楽しみではあります。
しかしこのシリーズはいつ完結するのでしょう?まだラスボス戦すら始まりそうになく、この刊行ペースではあと5年くらいかかるのでは…。
- 作者: 北山猛邦,小松崎類
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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