読書メモ:『2001: A Space Odyssey (English Edition)』
『2001年宇宙の旅』ですね。まさかこれほどの有名作品の原著が Kindle オーナーライブラリにあるとは。
今まで、タイトルと HAL という AI(?) の存在くらいは知っていたものの、読んだことも映画を見たこともなかったので、無料で読める機会を利用して読んでみました。
SF色が強くなる最終盤は好みが別れそうですが、少なくとも HALとの対峙くらいまでは、恐らくは目的地に到着するくらいまでは、十分に万人受けしそうな内容です。そして仮にそのどちらかまでで読むのを止めたとしても、十分感じるもの、得るものはあるのではと思います。
英語の難易度については、基本的にはそこまで難しくはありませんでした。SF色の強い部分について、直喩やわかりにくい暗喩など、少し立ち止まって頑張って訳しても何言ってるのかよくわからない(どういう状態かいまいち想像できない)箇所がなかった訳ではありませんが、その辺りは「なんとなく」な雰囲気で読み進めてパスして、それでも普通に楽しました。私は今回はそこまでしませんでしたが、気になる人は日本語訳版(2001年宇宙の旅〔決定版〕)を手元において比較してみると変わった英語表現が学べて面白いかもしれません。
とりあえず Kindle オーナーライブラリの権利が余っていて、洋書を読むことに抵抗がない、もしくは洋書を読むのにチャレンジしたいというのであれば、オススメできるチョイスです。
2001: A Space Odyssey (English Edition)
- 作者: Arthur C. Clarke
- 出版社/メーカー: RosettaBooks
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: Kindle版
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ちなみに。
今回初めて知ったのですが『2001年宇宙の旅』には続編があるのですね。続編シリーズも原著は Kindle オーナーライブラリ対象でした。
- 2010 (Space Odyssey) (English Edition)
- 2061 (Space Odyssey Book 3) (English Edition)
- 3001 (Space Odyssey Book 4) (English Edition)
時間的に余裕がありそうな月に手を出してみようかと思います。