小説感想:『じごくゆきっ』
桜庭一樹短編集。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/07/07
- メディア: Kindle版
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依存、不安、無力感、失望、憎悪、そういう、どこにでもあるけどどこか歪んでいる、屈折した感情の書き方が上手いです(程度は強いにせよ)。
どの作品も、劇的というよりは淡々とした調子でありながら、何か引っかかるものがありました。
爽やかさとは無縁の作品ですが、こういうのも「いかにも小説」という感じがして好きですね。
桜庭一樹短編集。
依存、不安、無力感、失望、憎悪、そういう、どこにでもあるけどどこか歪んでいる、屈折した感情の書き方が上手いです(程度は強いにせよ)。
どの作品も、劇的というよりは淡々とした調子でありながら、何か引っかかるものがありました。
爽やかさとは無縁の作品ですが、こういうのも「いかにも小説」という感じがして好きですね。