ゲーム感想:『追放選挙』
最初の『選挙』が終わったところで「これはプレイするモチベーション保てないなー」と思って止めました。もう少し時間的に余裕がある時期であればもう少しプレイしてみたかもしれませんが…。
- 出版社/メーカー: 日本一ソフトウェア
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: Video Game
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Amazon で「参考になった」が多く付いているレビューとだいたい同意見で、
- 主人公の「他のメンバー全員を積極的に『選挙』で追い落として殺してやる」という動機についていけない。
- 他のメンバーは殺してやると思えるほどの悪人に見えず、主人公が復讐心を抱くようになった状況を考えてもそれで積極的に殺しにいく主人公の方が異常。自分が他のメンバーと同じ状況に置かれていたら、自分だってそうするし。。。
- 『選挙』システムが全く選挙っぽくなく、ゲームとしても面白くない。
- 最初の『選挙』はなんだかルールすらよくわからないまま終了。
- 『選挙』は候補・投票者の両方が匿名の状態で行われ、負けて追放されたメンバーの記憶は主人公以外のメンバーからすぐに消えるので、人間ドラマ的なものもない。
- 匿名性故に『選挙』前の期間に主人公が情報収集のために他のメンバーと接触する、という行為の意味もない。
「追放者を選挙で決める」というコンセプト自体は上手く行けばゲームにガッチリはまりそうに思いますが…本作に関してはストーリー+メインキャラクターとシステム両面でコケているので残念でした。
よく考えてみればこのコンセプトでプレイヤーに納得感を持ってもらうのはかなり難しい気もしますが、またいつか再チャレンジして欲しいと思います。