勝利と成功の違い:成功とは、全力を尽くしたという実感から得られる心の平穏である
新年度が始まったので、お気に入りの、やる気を上げるための TED を見直しました。今回はその紹介です。
この人は・このトークは
このトークのスピーカーは John Wooden (ジョン・ウッドンもしくはウッデン)さん。スポーツの歴史の中で最も尊敬されているコーチの一人と言われている方で、専門はバスケットボール。選手としてもコーチとしても殿堂入りしており、UCLA(大学の名前です)で、12年間で10回の全国優勝に導く、88連勝を達成する、など数々の記録を打ち立てています。
その偉大な記録と共に、高潔な人格の教育者として知られていて、このトークでは、結果に囚われずにベストを尽くすことや、周りの人に敬意を払うことの大切さを説いています。英語は少し聞き取りづらい部分もありますが、日本語字幕がありますのでぜひ実際にご覧ください。
ちなみに生まれは1910年で、このトークは2001年。90歳を越えてなおこのような話ができるということが、その内容が心からの信念である、ということを示しているような気がします。
こういう自己啓発的な動画や本を紹介するのは「お前は全然できてないよね?」と突っ込まれるのが目に見えているので少し恥ずかしいのですが、たまには記事にあげて、自分にプレッシャーをかけつつ誰かのやる気アップに貢献できればと思います。
上手くいかないことも多いですが、「全力を尽くした!」と胸を張って言える年度にしたいものです。
最後に、タイトル部分の原文を引用。
I coined my own definition of success, which is: peace of mind attained only through self-satisfaction in knowing you made the effort to do the best of which you're capable.
- 作者: ジョン・ウッデン,スティーブ・ジェイミソン,弓場隆
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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