自分に問いかける:『「良い質問」をする技術』
- 作者: 粟津恭一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/10/03
- メディア: Kindle版
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ポイント
- 良い質問とは、聞かれた人が答えたくなり、かつ気づきを与える質問
- 軽い質問:答えたい・答えやすいけど気づきがない(過去の成功体験についてなど)
- 重い質問:気づきがあるけど答えたくない・答えにくい(過去の過ち・後悔についてなど)
- 組織の中でよく使われている質問は、その集団の「本質」を表す
- 「売り上げはどうか?」とトップが問い続けると売り上げを重視する企業風土が育まれる
- 「伝わったメッセージ」が「伝えたメッセージ」
- Vision(手に入れたいもの), Value(価値観), Vocabulrary(よく使う言葉) に注目し、疑問詞と組み合わせて質問を作る
感想
コンサルタント・コーチング関連の人がクライアントに対して行うにあっての「良い質問」についての本でした。 もっと軽い、ビジネスに役立つテクニック的なものを想像していたのですが、これはこれで面白かったです。
自分に良い質問を問い続けることで意識を整える、というのは継続できれば良さそうに思えるので、少し意識してみようと思います。