正しいお金の使い方について:「幸せをお金で買う」5つの授業
何かの動画で同じような話題について見たことはあったのですが、そろそろ来年の目標なり計画なりを決める時期なので、せっかくなので何かの参考にと読んでみました。
- 作者: エリザベス・ダン,マイケル・ノートン,古川奈々子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: Kindle版
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以下は本書を読んでの自分の生活の振り返りなので、全く一般性はないです。
経験を買う
これはよく言われること。
自分の支出の対象はほとんど本やゲームなので、経験をするためのモノ、という意味ではこれらにお金を払うのに問題はなさそう。購入して後悔したことも、あまりない。
ガジェット類は微妙なところ。Google Home や Kindle は「経験のため」とは言い難いものの、毎日使っているし、満足度は高い。これらは幸福のためというよりは快適さのため、かな。
後は思い出になる「特別な経験」と言えるような支出もたまにはした方がいいのかもしれない。今パッと思いつくのは以下の辺り。今度時間をとって考えてみよう。
- ゲーム音楽のコンサートを見に行く
- サーカス・大道系のようなものを見に行く
- キツネ村に行く
- どこかの山に登る
- 鍾乳洞(でもなんでもいいけど、洞窟的なとこ)を見に行く
- 温泉に行く
ご褒美にする
同じ買い物でも、心の持ちようや、頻度によって幸福への貢献度が変わる、というもの。
例えば、チョコレートは毎日食べるよりも週に1回にしたほうが喜びが大きくなるし、ゲームは一気にぶっ続けでプレイするよりも、時間を置いて少しずつ進めたほうが楽しみが大きくなる(+楽しめる期間も長くなる)。
とりあえずゲームを一気にプレイしてしまうことがないように気をつけよう。
あとは、ストレスが溜まった時には「食べないとやってられない」というようなネガティブな思考からではなく「ストレスに耐えた自分へのご褒美」というポジティブな思考でお菓子を食べることにしよう(食べてる時点で耐えてはいない気もするけど)。
時間を買う
時間があると感じると人生の満足度は上がる。
ルンバを買うかなぁ。。。家の構成的にあまり効果がなさそうなところが悩みどころ。上手く時間をお金で買う選択肢を見つけたい。
また、他人のために時間を費やすことには、自分の時間に余裕があると感じられる効果があるとのこと(後述の「他人に投資する」にも繋がる)。
自分のややこしい仕事からの逃避のために他人の簡単な仕事を手伝って自分の仕事を止めてしまうということがないよう、できれば他人のややこしい仕事にも貢献できるように気をつけつつ、これも意識したい(しかしこれは「幸せでお金を買う」ではないような)。
先に払って、あとで消費する
この趣旨は、消費を先送りすることで「消費を楽しみにする期間」を設けられる、ということ。祭りは準備期間が楽しい、旅行は行く前が楽しい、と同じ理論。
つまり、いつか後で消費するからといっても、積ん読や Steam セール時のゲームの買いだめなど、いつ消費するかわからないものでは効果はなさそう。
「経験を買う」や「ご褒美にする」をより効果的にする方法の1つとして覚えておくことにする。
他人に投資する
自分にあまり関係性が見いだせないところに直接的に寄付することには心が惹かれないので、好きなものには積極的にお金を使って、作者・関係者に届くことを祈る、かな。
自分の興味のある大義を探して寄付する、ということも一応検討してみよう。