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成果 ÷ 投入リソース =:『生産性』

※ だいぶ流し読みです。

個人的な活動に応用できる範囲はもちろんがありますが、組織のマネージメントや人材育成に関する話が主題です。

前著『採用基準』で「個人の資質」としてリーダーシップが重要であると主張されていたのに対し、本著では「組織の指標」としては生産性が重要であるという主張です(主に組織の話、というだけで、指標として生産性が重要なのは個人も同じです)。

そして組織としての生産性の向上にはその構成員である個人や組織が適用する制度・仕組みの生産性を上げる必要があるが、そのためにどうするか、という点について評価、育成、会議、研修などを挙げて解説しています。

生産性が重要である、というのは何ら目新しいものではなくむしろ当たり前のことです。ざっと読んで生産性の重要性を再認識しつつ、何か拾える具体的な策があればそれを試してみる、それくらいの読み方で良いのではないかと思います。

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの