ゲーム AI の現在と未来:『人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか』
身体を持つキャラクターが自身を動かし世界とインタラクションするための AI、チーム・群衆をコントロールする AI など、画像認識や音声認識といった狭い範囲での AI の例に留まらず、ゲーム内世界の実現や人間的なロボットに必要な幅広い範囲のトピックを扱っている。
知能の定義の問題から、実際に販売されたゲームで使われたテクニックの例まで挙げられており、内容は面白かった。
ただし、図は多いものの、あまり直感的ではなくわかりにくいものも多い。また、一読してわかるような誤字脱字や(内容がではなく普通の日本語として)わかりにくい文章が散見され、その辺りは少しもったいない。
人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか
- 作者: 三宅陽一郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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