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本やゲームの感想など

読書メモ:『NEXT WORLD』

多種多様な「未来の社会の形を大きく変える可能性のある技術」が紹介されている本。

紹介されている技術の幅が広いので、こういうネタが好きで既にいろいろ知っている、という人でも、多くの新しい話題に触れることができると思います。

こういう革新的な技術についての本を読むと、技術そのものへの興味はもとより「人間とは?自分とは?生きがいとは?」みたいな哲学的(≒中二病的?)な思考が刺激されて楽しいですね。

  • 知識・技術がダウンロードできるようになり、身体能力も投薬やウェアラブルデバイスによって拡張できるようになったとき、人間の価値は何で決まるのか
  • 遺伝情報と統計により、その個人にとって最も成功しやすいキャリアが判定できるようになったとき、個人はその判定に身を委ねるべきか、もしくは社会はそれを個人に対して強要すべきか(PSYCHO-PASS のシビュラシステム)
  • 個人の記憶・思考がコンピュータ上で再現できるようになったとき、そのコンピュータ上で再現された自我は「誰」なのか
  • 人体移植技術の発展による、人間におけるテセウスのパラドックスの発現の可能性
  • 特定の社会が、コンピュータ(ロボット)によって、その構成員の生存に必要な物資の調達が自動で賄える状態になると、個人の生活はどうなるのか

などなど。長生きして、もっと遠くまで未来を見たい、という気持ちが強まりました。